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【「杜陵」リリシズム】

 冬を耐えた初夏の盛岡は、やわらかな光が踊るような萌黄色から葉陰の暗い深草色まで、緑のグラデーションの彩りに包まれます。また、蔵風得水の地形に育まれた豊かな水系を持ち、「杜と水の街」として親しまれて盛岡ならではのリリシズム(抒情性)を湛え、珠玉の短編のような街の表情を造形してきました。

 古くは不来方(こずかた)と呼ばれ、近世初頭には南部氏が居城を築く際に、繁栄する緑の森の意味から盛岡と改められましたが、いつの頃からか杜陵(とりょう)という愛称で呼ばれるようにもなりました。

 杜陵印刷は、伝統ある地方都市に伝わる愛称の由来を大切に、大正11年(1922)11月に創業されました。

【“民主主義のインフラ”としての印刷業】

 平成23年3月11日、千年に一度といわれる東日本大震災に襲われました。生命の危機に遭遇し、ライフラインを絶たれながら、人々が必死に求めたのは食料や水とともに、家族の安否や身近にあった地域の情報でした。さらにその後、新聞や出版物などによる報道が、人々の心の空洞を埋める役割を果たしています。

 パラダイムの転換期にあって、正しい方向性を見定めようとする新聞や出版物などが、伝統的に“民主主義のインフラ”とみなされてきたゆえんですが、私たちの印刷業は、そういった情報メディアのコーディネーターとして、地域と企業の繁栄を担ってきました。

 杜陵印刷は、印刷技術の向上をめざすとともに、企画編集やデザインなどのクリエイティブ部門も充実させて、新しい時代の印刷会社に脱皮してきました。そして、関連企業として(株)赤澤紙業、東北紙器(株)、協同組合カミカセンターそれぞれが特性を発揮し、一層の努力と研究を重ねて、お客さまのご期待にお答えしたいと願っています。

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